2010年12月3日金曜日

★土づくりの基本とポイント

★土づくりの基本とポイント

バラの無農薬栽培に欠かせないのが土づくりとなります。
どんなに良いバラを保護する活性資材を散布しても
土づくりができていなければ、病気を防ぐ事はできません

バラにとっての根っこの部分は、人間にとっての腸と同じ役割だと
言えます。

まず栄養吸収する部分であり、それには善玉の有用微生物が
場所を占拠する事により、病原性菌が入りにくくし、入ったとしても
動けない状態を作り出します。
また、化成肥料は、多用すると土が駄目になってしまいます。
初心者の方は特に、有機肥料を用いる様にして下さい。

★基礎とポイント
バラにとっての植替えは、人間にとっての手術と
似たものです。
バラは根をいじる時が一番、ダメージを受けやすく
なります。

ポイントを整理してみましょう。

①植物は、水を根から吸い上げるのですが、
この吸い上げる方法については、
皆さんあまりご存知無いと思います。
水を入れた容器に、トイレットペーパーの端を
浸けた時に、水はどんどんトイレットペーパーに
滲みこんで行きますよね。

実は、植物が地面から水を吸い上げる原理は、
このトイレットペーパーの原理と同じ
毛細管現象によって水分を地面から吸い上げています。

②バラは、大きく部分を分けると
地上部と地下部に分かれます
水を上げる原理は、毛細管現象です。

そうなると、葉がある時は、表面積が大きいですから
毛細管現象で吸い上げる水分量もそれに比例して多くなります。
逆に、葉が落葉すると表面積が少なくなりますから
水分量はさほど吸い上げません

③バラの地上部と地下部は、常にバランスを取っています
地上部が水分を10蒸散すれば
地下部は、水を10を吸い上げます。

①~③のポイントを元に考えると

バラの移動は、基本的に冬場の休眠期となるのです。
それは、葉がありませんから水分量があまりいらない
ですから、多少の根の損失でも、問題が無いからです。

また、どうしても葉のある時に移動したい場合は、
掘り上げた時に地下部である根をどの位損失したかが重要です。
全体の半分の根を失ってしまった場合は、
地上部が多いので、そのままでは脱水症状になって枯れてしまいます。
ですから、地上部を三分の一に切り詰めて地下部
が多いバランスとします。


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